現在赤ん坊を育児中なわたくし、そっしーです。
人口の多い都心では妊娠中から保活をしなければならないなんて聞きましたが、ここ数年最近は少しは待機児童問題は解消されてきたのでしょうか。
大町市には待機児童はいないと聞いている(というか田舎なので超少人数の園が複数ある)ので、私は特に保活しなきゃ!とかは全く考えていませんでした。ところが数少ないママ友からの「時間のあるうちに色々下見に行っていた方がいいよ」というアドバイスをもらい、考えるきっかけに。
日々、子どもを育ててみて初めて知ることが多く、保活についても驚いてばかりです。今回は自分の備忘録としてまとめてみました。
保育園・幼稚園の違いと、目新しき「こども園」のこと
今まであんまり意識していなかった保育園、幼稚園、こども園の違いについて知ろうと思いました。
まずは大町市のサイトをよく読みます(笑)。大体の事は書いてあるものです。ただしちょっと分かりにくい……。頭に入ってこないので、知識ゼロの私はいろんな情報を見て表にしました。
保育園、幼稚園、こども園の違いって?
以下、だいぶザックリした一覧になりました。
正確にすると細かすぎて大変なことになるので、分かりやすさを優先しました。保育料金は基本無償になっているようですが、利用者の環境などによってバラエティが多すぎるので載せませんでした。
保育所 | 幼稚園 | 認定こども園 | |
特徴 | 福祉施設 | 教育施設 | 幼稚園と保育園の両方の機能がある |
所管 | 厚生労働省 | 文部科学省 | 内閣府(将来的にはこども家庭庁へ?) |
資格 | 保育士 | 幼稚園教諭 | 保育教諭・保育士・幼稚園教諭 |
対象年齢 | 0~5歳 | 3~5歳 | 0~5歳 |
給食 | あり | 任意 | あり |
休み | カレンダー通り | 夏休みなどがある | 園による |
保護者 | 共働き的な人 | 制限なし | 共働き的な人 |
時間 | 原則8時間 | 標準4時間 | 4~8時間 |
一番の発見は幼稚園が「学校」扱いなのにびっくり。だから特徴あるカリキュラムとかがあるのですね。知らなかった~。自分が幼稚園に通っていた時の事を思い出すと、英語の歌を歌わされた覚えがあるけど、それが一体何になっているのか。英語が今でもずっと苦手な私にとっては、幼稚園時代にやらなくても良かったのでは……と思い出していました。
「うちは近所に保育園があるから、そこでいいや~」ぐらいにしか考えていませんでしたが、子供の事を想うなら、もっと能動的に選択せねば!という気持ちにちょっと、なりました。
将来的に幼稚園は全てこども園に?
そこで幼稚園とこども園の事を深堀してみることにしました。
幼稚園と保育所のいいとこ取りである「認定こども園」。その普及のため平成27年4月年から子ども子育て支援新制度が始まり、幼稚園が制度に移行していると保育料は無料だそう。我ら大町市の幼稚園はすべて移行済みです。だから大町市に限っては既に幼稚園=こども園なんですね。ちなみに大町市には公立の幼稚園はありません。それなので「大町の保育園は公立、幼稚園=こども園は私立」とザックリ分類できました。
こども園は置いておいて、結局は保育園か幼稚園かを選ぶことになりそう。一般的なポイントはズバリ母親が働いているかどうか。幼稚園は平日の参観・保護者会が多いらしく、預かり時間や夏休みの事を考えると、ワーママは保育園がいいみたいです。
三重行政は解消されるのか? 難しい幼保一元化
こうして調べていくと保育園、幼稚園、こども園には細かな違いがあることが分かって、それは成り立ちの違いからくるのだそうです。成立の歴史→法律省庁の違い、の説明は他のサイトを見ていただくとして。
保育園と幼稚園を一本化しようとする「幼保一元化」という動きが昔からあるのだそうですが、上手くいっていないみたい。省庁ごとの縄張り争いがあり、こども園は文科省でもなく厚労省でもなく内閣府の扱いです。一本化どころか三重(さんじゅう)行政になっている現状……と、特集記事「こども庁」って本気なの?」に書いてありました。
ちなみに、これからできる「こども家庭庁」のことはこちらのサイト NHK政治マガジン#こども庁 が分かりやすかったです。
そしてもっとちなみに、こども庁の名称に「家庭」が入ることへの思惑があったとかなかったとか噂があるそうですが、その見解で分かりやすかったのがこちらのニュース。【論点整理】こども家庭庁は旧統一教会の陰謀?見落とされている2つの視点【こども基本法・複数アクター】
未来の子供たちの為になるのであれば名前は何でもいいかな~。令和5年度にできるという「こども家庭庁」がどんな組織なるのか、見守っていきたいです。
大町市の保育所、幼稚園
やっと個々の施設の情報になります。リンク集的に各種説明と保育園と幼稚園(こども園)、野外保育の一覧が載っています。
大町市の許可保育所一覧
7つの施設が市内各所で稼働しています(電話番号のところに有線があるのは、農村文化の名残ですねー)。
施設名 | 所在地 | 電話番号(有線) | FAX | 定員 |
かえで保育園 (現在休園中) | 大町市大町2297-1(相生町) | – | – | – |
はなのき保育園 | 大町市大町3504-9(若宮町) | 22-0675 | 22-0675 | 150名 |
あすなろ保育園 | 大町市常盤3601-18(清水) | 22-0727 | 22-0727 | 180名 |
しらかば保育園 | 大町市平9365-3(白樺) | 22-1667 | 22-1667 | 60名 |
どんぐり保育園 | 大町市社4682-26(山下) | 22-2002 | 22-2002 | 60名 |
たけのこ保育園 | 大町市八坂(大平)1073 | 26-2018 | 26-2018 | 45名 |
みあさ保育園 | 大町市美麻(二重)11780-8 | 29-2636 | 29-2636 | 45名 |
くるみ保育園 | 大町市大町(栄町)5560-25 | 22-5142 | 22-5142 | 110名 |
- メリット→保育園は市営なので先生が辞めても人員の反映が割と早いらしい。
- デメリット→職員の異動があるので、お気に入りの先生が別の保育園に行ってしまうこともあるんだって。
ちなみに昔、長野県大町市保育園保護者会連合会というのがあったみたいです。サイトは既にアクセスできず、キャッシュを見ると「長野県大町市内にある8つの保育園の保護者の代表で組織されています。」と書いてありました。「運営費の削減」「情報の蓄積と一般公開」など書いてあるので、色々苦労されていたんだろうな、と推測できます。
大町市の市立幼稚園一覧
長野県のサイトから抜粋した大町市内の私立幼稚園の一覧です。それぞれウェブサイトがあるのがいいですね。
幼稚園名 | 設置者 | 郵便番号 | 所在地 | 電話番号 |
幼保連携型認定こども園 大町幼稚園 | 学校法人 信濃キリスト教学園 | 398-0002 | 大町1053-1 | 0261-22-0604 |
認定こども園 こまくさ幼稚園 | 学校法人 原学園 | 398-0002 | 大町4170-2 | 0261-22-1134 |
りんどう幼稚園 | 学校法人 北原学園 | 398-0001 | 平5424-1 | 0261-23-2611 |
- メリット→特徴ある「教育」を受けられる
- デメリット→3歳以前は預けられないこと、かな
次回、認可外保育施設とは
今回は許認可の保育園や幼稚園を調べてみました。ですが「認可外」というジャンルの子どもを預ける施設もあります。長くなってしまうのでそれは、また次回にします。