うちわばなし

私の移住ヒストリー、自己紹介に替えて

信州美麻で農家民宿の女将をしている‟そっしー”です。はじめまして。「信州美麻で犬と暮らす オリザファーム自由帖」というブログの名前通り、犬と暮らしています。そして美麻オリザファームという、ちいさな農園をやっています。

そっしーがどんな奴なのか、最初なので自己紹介しますね!

大人になるまでずっと埼玉育ち

1980年生まれで「松坂世代」とか「ロスジェネ」「就職氷河期世代」とか言われてます。生まれたのは東京の下町、微妙に江戸っ子エリアみたい。生まれてすぐに埼玉に引っ越しました。普通の両親と普通の家族で普通に育った子供時代でした。

多感な高校時代は都内に通っていたので、渋谷、ルーズソックス、茶髪、小室ファミリー、カラオケ、そんな風潮の中を闊歩していました。

女子高生ブームを謳歌している同級生とも仲良くしつつ、そのころの私の趣味は古本屋巡り(定期券で行ける範囲の街の古本屋を探してひたすら歩く)、CLAMP(漫画家、これでオカルトに目覚めた)、BL(腐ったジャンル、女子高だったので?貸し借りが頻繁だった)、長野まゆみ(小説家、BBSのオフ会とか行ってた)、パソコン通信もどき(用もなくアキバをうろうろ)、ニューニューエイジ系書物(今でいうスピリチュアル)、といった感じでした。

その後三流大学に入り、サークルで遊んでばかりいました。サークルはジャズダンスとオールラウンド系の二つを掛け持ちし、踊る方は結構一生懸命やっていました。この頃から中二病な趣味が少しずつ遠ざかっていき、専ら「ひとり旅」をするようになりました。どんな列車に乗るかを重視した旅行を計画し、独りで地方に行くのです。いわゆる「鉄子」になり、当時既に下火だったユースホステルに出入りし、そこで友達ができるようになりました。

その流れで大学卒業後は旅行関係の小さな出版社に入社しました。ここでは主に広告営業をしていて、辛くもあり楽しくもあり社会人としての色んなことを学びました。途中実家から都内に通うのが面倒になり、スカイツリーの近くで一人暮らしを開始。会社は今でいうブラックぽさもあったけど、居心地が良かったので10年近くそこで働いていました。

田舎暮らしに憧れるようになった理由

都会で働いて自由気ままに一人暮らしも楽しかったけど、漠然と30歳になる前に地方移住したいと考えるようになりました。仕事で接する地方で輝く人たちが、羨ましくなってきたのです。そんなにアウトドア派ではなかったけど、大自然に憧れもありました。

でも実際は行動に移せないままダラダラOLを続けていました。30手前だと徐々に結婚する友達も増え、かといって出会いもないし、合コンや街コンみたいなのにもに行きましたが、全然面白くないし……。

そんなとき、旅先で出会ったのが今の夫(オットット)です。私の行きつけのユースホステルにお互い一人で来ていました。ユースは出会って結婚する先輩が多かったけど、まさか自分もそうなるとは微塵も思っていなかったので、縁は異なもの味なものですね。

オットットも田舎に暮らしたい願望があったので、デートは主に「UターンIターンフェア」(笑)。結婚してオットットの実家の横浜に引っ越してからは、積極的に移住先を探す日々でした。

首都圏脱出計画が実行されるまで

いきなり移住するのも不安なので、会社を辞めて主婦をしながら情報収集をしていました。移住先の候補として「お試し暮らし」ができる制度を知り、大町市にある滞在型市民農園(クラインガルデン)を借りて今でいう二拠点生活みたいな事を始めました。

と同時に何か手に職をと思い、カフェでアルバイトを始めました。今まで営業とか事務とか、オフィスワークしかしてこなかったので、真逆の世界を見てみたかったのです。

飲食業界がどう成り立ってるのか、まったく知らなかったので社会勉強には持って来いでした。カフェが小規模だったのでホールで接客とキッチンの両方を経験。業務用に余り頼らず手作りの行程が多いカフェだったので、料理がからきしダメな私でも2年近く勤めるうちにそこそこ料理ができるように。目標だった調理師免許を取ることができました。ちなみにこのとき社会問題になっていたアルバイトがワンオペでお店を回す、という事の大変さも知りました(笑)。

実際田舎に暮らしてどうなったか

横浜のカフェで働きつつ、大町市で「お試し暮らし」をしながら地域の人と顔見知りになることで、不動産情報には出てこない今の家を紹介してもらいました。家が見つかったのでカフェは辞めて、いよいよ大町市に引っ越すことになりました。

オットットは農業をやりたがっていたので、自分はどこかに勤めて現金を稼ぐつもりでした。何となく仕事を探していたら、市のウェブサイトで「地域おこし協力隊」を知り、地域を知るには良い仕事だと思い市役所で働くことになりました。今まで公務という事と無関係だったし公務員という人たちと一緒に働いたことがなかったので、とても刺激的な3年間でした。協力隊時代の話をするとほんと長くなるので、それはまた別の機会で。

田舎暮らしは現在進行形

以上が移住し大町に定着するまでになります。自己紹介にしては長かったでしょうか。現在は協力隊を終えて農家民宿を開業し、オットットと農業っぽいことをしながら暮らしています。でもそれだけでは食っていけないので、お互い色んなアルバイトをしています。

農家民宿を始めて数年経ちやっと生活が落ち着いてきた今、暮らしの記録を残しておきたいと思うようになりました。それがこのブログを始めたきっかけです。これから移住しようと思っている方や、地方で四苦八苦する姿を面白がってくれる人たちに向けて、日々のアレコレをここに綴っていけたら嬉しいです。

そっしーの自由な自由帖、はじまります! これからどうぞヨロシク!!!